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2008年08月25日

寝方でわかる病

小型犬は、なぜか心臓病のリスクを負っている。

理由は、先天性、高齢によるもの、細菌感染によるものと様々。

一般に、心臓病の原因の特定はできません。

それこそ、細菌感染なら心臓細胞を病理検査でもしないとわからないでしょう。
(従来の医学では)

特に、小型犬に多いのが弁膜症。
それも、僧坊弁閉鎖不全症。

僧坊弁の動作が悪くなると、逆流がおこり、左心の拡大がレントゲンでわかったりします。

そこで、よくいわれるワンコが見せるサイン。

咳をよくする
散歩を嫌がる(運動不耐性)
食欲不振
呼吸が荒い
失神


特に、早朝、夜間の咳には要注意といわれる。

とはいえ、これらのサインがみられたら、即、心臓が悪いかというと、そういう訳じゃない。

確定診断は、エコー検査、レントゲン検査にゆだねられる。

これらのサインのほかにも、わかりやすいサインをワンコはだしている。
それが寝方。

横向きに寝る・・・・・・・・無症状又は軽症
フセの状態で寝る・・・・・・中程度
オスワリの状態で寝ようとする・・・・・重度


もしも、フセの状態で寝ることが増えたら、心臓又は肺になにか黄信号が点滅してるかも。

・・・・・・・・・・・・・・・・茶屋ヶ坂動物病院 金本先生の話・・・・(あるセミナーで2006年)・
夜間に呼吸が苦しくなるのは、犬が寝ようとして身体を横たえると、
心臓や肺が低い位置になるため、血液がそこに溜まりやすくなって負担が増えるからで
す。
逆に日中は、犬が立っていたり座っていたりすることが多いため、
血液が心臓や肺より下の位置に溜まりやすくなり、負担が少なくなる。
しかしなが
ら、最終的には夜、横になって寝ることができなくなり、
ずっとお座りをしたまま、ゼェゼェ言っている状態になってしまう。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

海渡の場合、横向きに寝るので症状としては、ほとんど無い。
興奮すると咳がでやすいが、これは気管の問題も絡むので、
一概に心臓云々とはいえない。
posted by kaito at 00:00 | 福岡 ☔ | Comment(6) | 心疾患(MVD) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年08月01日

点と線(金曜サスペンス)

点と線

松本清張の小説じゃないけれど・・・。

今、点と線はつながった。

科学の常識「定説を疑え」によって、繋がった。

なんのこと?と思ってますね。

海渡の僧坊弁閉鎖不全とピロリ菌の関係性です。

2007年4月のエコー検査では、僧坊弁閉鎖不全はみつかってない。
つまり、先天性である可能性は低い。

2008年4月の検査で僧坊弁閉鎖不全といわれる(かかりつけ医)。
2008年4月の写真診断でピロリ菌退治が先決といわれる(須崎先生)。
2008年7月の写真診断でピロリ菌の減少、あとは心臓付近のみ(須崎先生)。

この4月から7月の間にいろいろ調べました。
しかし、そのときは、獣医学の定説「犬に虚血性はみられない。動脈硬化とか
心筋梗塞などはない」というのを信じて、思考が止まっていた。

ピロリ菌が悪さをして考えられる心臓病は、動脈硬化や心筋梗塞などの虚血性心疾患。
だから、弁膜症は関係ないよな・・・・と思い込んでた。

ピロリを退治できて、弁膜症が治ったら奇跡だよな・・・と思っていた。

そこで、獣医学の定説を一度すてて、調べなおしてみた。
つまり、動脈硬化や心筋梗塞などから、僧坊弁閉鎖不全を起こしえるか?ということを。

そしたら、ありました。

人の医療だけれども、岡山大学循環器内科のページに
心筋梗塞に伴う虚血性の僧房弁閉鎖不全症が増加しているとある

http://www.cc.okayama-u.ac.jp/~cardio/k/09.html

http://health.goo.ne.jp/medical/search/10630600.html


須崎先生の写真診断が正しかった場合

2008年4月は海渡は2歳。
人年齢換算で20歳前半。
2007年には異常はない。
つまり、慢性に経過する乳頭筋機能不全による僧帽弁閉鎖不全と考えられる。
この乳頭筋は僧坊弁にくっついていて、とっても虚血に弱い。
乳頭筋機能不全は虚血性心疾患のひとつ。
虚血性心疾患はピロリ菌感染の可能性が高い。

つまり、
0歳から2歳までの間に、人好き海渡くんは、人をペロペロ。
ピロリ菌が海渡に侵入。
胃での定着では飽き足らず、旅に出るものが出現。
それが、なぜか心臓に住み着く。
そして、心筋への血流を阻害し、乳頭筋がダメージをうけた。
やがて、乳頭筋のダメージは、僧坊弁にも広がり、僧坊弁閉鎖不全として、
おもてにでてきた。

ピロリ感染→心筋への血流低下→乳頭筋機能不全→僧坊弁閉鎖不全
という流れが想像でき、大元のピロリを退治できれば、治る可能性大。


須崎先生の写真診断が違った場合

それは、原因がピロリ菌ではなかったというだけのこと。

ps.
虚血性心疾患:
冠動脈の閉塞や狭窄などにより心筋への血流が阻害され、
心臓に障害が起こる疾患の総称である。

もしも、かかりつけの病院で慢性化しそうな病気を告げられ、
薬の長期服用、処方食の長期化が予想されるときは、
須崎先生の診断を信じてみるのもよいかもしれない。
posted by kaito at 00:00 | 福岡 ☁ | Comment(8) | 心疾患(MVD) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年05月02日

動脈硬化と病原菌

動脈硬化と病原菌

歯周病菌が心臓疾患に関係していることは、
報道もされているので、周知のことでしょう。

さて、日本人の死因のトップはガンです。
二位、三位は心疾患と脳疾患です。
この二位と三位を足すと、トップを追い越します。

さて、この二位、三位は血流に起因する循環器系疾患
がおおいです。
そう、動脈硬化を起因とするものです。

今までは、コレステロールの取りすぎだけが、注目されてきました。

ところが、最近の研究では、
血管壁にコレステロールが沈着するきっかけを与えるのは、
ウイルスや細菌による感染症ではないかといわれてます。

その原因菌は、もちろん歯周病菌もあります。
あとは、クラミジア菌、ピロリ菌(胃潰瘍の原因菌)、
サイトロメガロウイルス、ヘルペスウイルスなど。

これらの病原菌は、普段であれば大人しい連中です。
それらが、悪さをするといことは、免疫系が正常に
働いていないといことです。

もしくは、遺伝的に免疫系に欠陥のある生命体なのか?

この免疫系の混乱は、薬の乱用もあるでしょ、
食べ物の質もあるでしょ、
予防注射のしすぎもあるでしょ、
あまりにも清潔すぎる住空間もあるでしょ、
冷暖房完備の生活スタイルもあるでしょ、
すなわち、適度なストレスが生命体にかかってる状態
ではないといことです。

さらに、専門家の間では、現在の多くの疾患は、
普段は大人しい病原菌による感染症が、引き金に
なってるのではないかと考えられてるようです。

もしかすると、薬の開発は、恐ろしい病から、
体を守ってきたが、その反面、日頃は大人しい
病原菌による感染症にかかりやすくなり、
慢性的な疾患を患うようになったのではないか?

参考
http://www.tokudai-d.net/topics/item.cgi?Id=4

http://www.medience.co.jp/column/0701k.html

もちろん、動脈硬化の原因は、
カルシウム(Ca)とリン(P)のバランスが崩れることで、
血管壁にカルシウム沈着がおきて、発症する場合もあるようです。
これは、日本人の肉食化によって、Pの摂取が増え、
Caとのバランスが崩れ、骨からCaが溶け出しておこると
考えられています。
しかし、Caが沈着するのも、病原菌が引き金を引いてるかもしれませんね?

だから、骨粗鬆症の患者さんが、カルシウムを頑張って
摂取しても、肉類というかリンの摂取を減らさないと、
無意味なのではとも言われています。

どうも生命維持には、
Ca(カルシウム)K(カリウム)
Mg(マグネシウム)P(リン)Na(ナトリウム)のバランスが
重要で、子孫への遺伝情報の受け渡しにはZn(亜鉛)がかかせないようです。


よく、風邪をひいたら、ビタミンCっていいますよね。
これ、ビタミンCが免疫系を司る白血球の活性に必要だからだそうです。

バランスのとれた食事と生活が健康の第一歩ってことね。

薬は緊急時の急性で、命が危ないってときの必殺兵器にしとかないと、
マズイかもしれないね。

おっかない感染症でなくなる犬は減りました。
でも、慢性疾患や遺伝疾患で苦しむ犬は増えました。
これって、人に似てますね。

犬にも、バランスのとれた食事と生活ではないでしょうかね。

海渡の弁膜症は、病原菌が起因するかは??だけども、
否定はできません。

散歩が減ったストレスだったのか、
お留守番のストレスだったのか、
予防注射による免疫混乱だったのか、
先天性だったのか
・・・・わからないけどね。
posted by kaito at 02:00 | 福岡 | Comment(6) | TrackBack(0) | 心疾患(MVD) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年04月17日

海渡の病歴その3(僧坊弁閉鎖不全症)

2007年春の検査で肝機能が正常化して、ウキウキだった我が家。

2007年秋の検査でも問題ナッシングで、ウキウキな我が家。

はい、2008年春の検査で軽くアッパーカットをくらいましたよ。

今までは、人用には行われてた検査で、NT-proBNPをみる血液検査が、
今回から犬・猫にもうけれます。
お値段・・・7000円前後だったかな。

いつもの検査(フィラリア検査含む)とあわせると1万円はこえます。

ちょっと躊躇したとーちゃん、でもなんとなく受けさせた。
なんでかな?

エコーで逆流もみられ、弁も厚くなっており、
心臓の左側が少し大きくなっているのがレントゲンでわかる。

立派な「僧坊弁閉鎖不全症(MVD)」です。

この病に人がなるとしたら、
リウマチ熱に侵されたとき、なんらかの感染症になったとき、
冠動脈の閉塞や狭窄などにより心筋への血流が阻害され、心臓に障害が起こり、
乳頭筋の機能不全をおこしたときが考えられ、左心室(心臓の左側)が著しく
大きくなるときは高血圧、突発性心筋症などが原因と考えられ、後天性の可能性が
高い。しかし、ムコ多糖症の場合は、先天的に弁膜症をもってるケースがある。

なんらかの感染症というのは、パルボウイルスなどがそれに該当する。
たとえば、先天的に心臓が弱いとされるキャバリアの場合、パルボウイルスの
ワクチン接種に注意を促す獣医さんもいます。
人の場合でも、心臓からパルボウイルスがみつかることがあるらしいです。

犬は基本的に動脈硬化や血栓にはなりにくいといわれています。
なぜなら、狼やコヨーテなどの犬の仲間が、狩をしたとき、傷を負っても
すぐに止血できないと大変です。
すなわち、人よりも多少粘性の高い血液であっても、大丈夫なはずです。
けれども、交配の歴史の過程で、そのあたりのDNAが変異していれば、
動脈硬化や血栓のリスクは、野生よりもアップしてると考えるべきでしょう。

心臓の病理解剖からわかっているのは、タウリンが心筋に多く含まれているということ、
また、細胞の多くは酸化に弱いということ、心臓を動かすエネルギーの多くは
脂肪から得られるということ、そしてこの脂肪からのエネルギーの抽出に活躍するのが、
カルニチンであるといこと。

そして、細胞に栄養いきわたらすには、Na(ナトリウム)とK(カリウム)のバランスが
大事になる。

ここで、Na量が心臓病とすぐ関連づけられるのだが、水をたくさん飲むのに、オシッコに
いかない場合は、Na過多なので、Na量は減らすべき。
水をたくさん飲んでも、オシッコも正常にでるのであれば、Na量は正常範囲であると考えられる。
もちろん、尋常じゃないくらい多飲多尿であれば、別の疾患が考えられる。

そこで、今後の海渡への処方は、

ゴハンは基本、今までと同じ。
油を魚油とオリーブオイルでローテーション。
(動脈硬化の改善を期待)
昆布や海草を加える。
(甲状腺ホルモンを刺激することで免疫をあげる、海藻類からの栄養のほうが
野菜からよりも吸収されやすいことに期待)
りんご酢を加える
(カリウムなどの微量元素が豊富:毎日じゃない)
抗酸化物質を加える
(細胞の酸化をおさえる。サプリとして与える。)
さめ軟骨を減らす
(昆布も加わることで、ムコ多糖類が増えるから)
干し桜海老の追加
(タウリンの補強)
すりゴマの追加
(抗酸化の役目をするゴマグリナンやセサミンに期待)
納豆の継続
(ナットウキナーゼは動脈硬化によいと考えられる)

みつばち花粉と消化酵素とマリアアザミブレンドも継続
亜鉛+カルシウム+マグネシウムは不要かな?

注意:
海渡のごはんには、大根が入ってるので、昆布や海藻類に含まれる
ヨウ素を加えることはバランスがとれる面もあります。

ヨウ素の過剰、欠乏は甲状腺疾患をまねきます。
アブラナ科の野菜が多いとヨウ素欠乏リスクをおいます。
昆布など海藻類が多いとヨウ素過剰リスクをおいます。
みなさん、注意してね。

さぁーこれで、半年間様子見ですな。

もしも、海渡の心臓が中程度以上に悪化してるのであれば、
ヒルトンハーブ社のベテランズサポート
アニマルエッセンシャルズ社のホーソンプラス
スケアクロウ社のパンフェノン(医薬品としても使用されてる)

なんかをチョイスするでしょう。


海渡は外耳炎→肝機能低下→MVDと発覚したわけだけど、
MVDだけは完治しない。
一生つきあわないといけない。

排泄不良でおきた外耳炎、排泄不良だったけどがんばって解毒をささえた
肝臓は悲鳴をあげ、それら臓器と血液をとおして栄養や老廃物をやりとりしている
心臓・・・。
つまり、心臓さんが、悲鳴をあげてる状態なわけですね。
今は。

そんな心臓にをケアするような食事、がんばりませう。

病歴その4は書かないですむようにしないと・・・・。

備考:
NT-proBNP( N-Terminal Pro-B-Type Natriuretic Peptide:
N末端プロ脳性ナトリウム利尿ペプチド)
心臓の機能が弱ってると、この物質が血液中に大量にあるらしいのですよ。
けれども、注意が必要なのは、腎臓がダウンしていても、
この物質は血液中に大量にあるのです。

なので、この検査をするときは、腎臓の指標となる他の項目とあわせて行う
ことが無難です。

心臓弁膜症
心臓弁は僧帽弁、大動脈弁、肺動脈弁、三尖弁の4つあり、
それぞれが、狭窄、閉鎖不全をおこした場合に弁膜症という。
ただし、それぞれの弁が障害を起こす原因は、微妙に違うといわれる。

冠動脈
右冠状動脈(RCA)は心臓の後壁および下壁を潅流している。
左冠状動脈前室間枝(前下行枝)(LAD)は心臓の前壁、心尖部を潅流している。
左冠状動脈回旋枝(LCX)は心臓の左側壁、左後壁を潅流している。
posted by kaito at 03:00 | 福岡 ☔ | Comment(5) | TrackBack(0) | 心疾患(MVD) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年04月13日

海渡から学んだこと

狂犬病の予防注射も無事おわり、海渡は、元気びんびんです。

みんな、心配してくりてありがとう。

あはは。

変なトコまで飼い主ににるもんですね。

とーちゃん:先天性の心疾患でした。ASD(心房中隔欠損)。
これは、7歳、8歳くらいまでには、穴が自然にふさがるケースもあるらしいんだけど、
とーちゃんの場合は、ふさがりませんでした。
発覚したのは、赤ん坊のころの検診で雑音があるねぇーってことでわかる。
それからは、小学3年の夏に手術するまでに、2,3回ほど、太股から血管造影剤を
いれて検査入院ですよ。

あはは。
このASDの手術は、心臓外科手術のなかでは、初級クラスだそうです。
でもね、このとき執刀してくれた先生は、凄腕さんでしたよ。
当時は九州大学心臓外科の助手だった、先生。
とーちゃんが退院して、2,3年は九大に残ってたようですが、
福岡に子ども病院を作るということになり、そこの心臓外科のスタッフとして招聘され、
現在の子ども病院の心臓血管外科部門のベースをつくられました。
今では日本全国から重度の心疾患の子供達がくるんですよ・。

この先生、定年まえに九大に戻られて、4,5年教授をされてから、
現在では、総合病院の院長さんなのです。

そんな、とーちゃんの真似をするかのように、海渡が心臓病だって。

心境としては、とーちゃんが心臓病と知ったときの親と一緒だね。
どーしよう・・、どーする・・・。
何が出来る・・・。

もしも、海渡家に100万円、200万円の大金をすぐだせるゆとりと、
東京に住んでるという偶然があるのであれば、手術を選択するという方法もある。
もちろん成功率は、人間の手術と違い、50%前後という低さ。
でも、とーちゃんの手術のときだって、成功率は70%ー80%だったんだし。

なぜ、東京に住んでればということになるかというと、
東京農工大学の動物医療センターの山根先生は、小動物の心疾患手術に関しては、
トップだからです。
そこには有能な弟子が育ってるはずだからです。

しかし、海渡の心臓の状態は、まだ重症化してない。
内科的に治療できる(完治はしないだろうけど)。

そこで方策は、
最近、海渡の目やにが多い。
ちょいと前は、目やにが少ないと思ってたのに・・・。

違いは何かと考えたら、ビタミン・ミネラル類の摂取量が減ってました。
これは、ビーポーレン(みつばち花粉)で摂取してるものです。
このビーポーレンの効能としては、皮膚やアレルギーに良いとされてます。
つまり、排泄能力を高めるということです。

ということは、ビーポーレンの摂取を増やせば、目やには減り排泄が促されるのならば、
心臓病リスクを高める、余分な水分も排泄される可能性がある。

現在あたえている食材に対して、心臓病をケアする食材で足りないモノは、
海草類(水溶性の食物繊維)のようだった。

あと、今ままで油をアマニ油だけにしていたが、心疾患のネックとなる、
血流の悪化を改善するには、EPA/DHAの摂取が大事になるし、効果的。
また、ごま油やオリーブ油に含まれる、オレイン酸(オメガ9)は、
動脈硬化を防ぐ。

さらに、日本大学医学部の研究グループのレポートによると、
心臓弁の正常な人とそうでない人の違いを調べたところ、
異常のある弁には、正常な弁に比べて毛細血管が増えてるらしい。
これは、血管新生がおきてることが考えられるとのこと。
この血管新生を防ぐものとして、サメ軟骨がある。

しかし、遺伝疾患のひとつであるムコ多糖症には、あるムコ多糖類を分解する酵素が
欠如してるために、組織に分解されなかった古いムコ多糖体が蓄積して疾病をおこしてるとあり、心臓弁を変成させるケースも確認されている。

今回の海渡のケースが後天性だとすれば、ムコ多糖類の弊害は考えなくてもいい。
しかし、先天性だとすれば、ちょっと厄介なことになる。

血管新生を抑えるサメ軟骨を与えて、そこからえるムコ多糖類が古くなったとき、
代謝されて排泄されるのか?
されなければ、イタチごっこ?

海渡には、関節にいいということで、サメ軟骨を与えていた。
毎食ね。
ちょっと、減らしてみる必要があるかもな・・・。

以上を考慮して

油をアマニ油から魚油(EPA/DHA)、オリーブオイルに変更
サメ軟骨を減らす。
ビーポーレン(みつばち花粉)を増やす。
抗酸化物質を増やす。
昆布、わかめなどの海草(海草のネバネバもムコ多糖類)を追加(やっぱ、サメ軟骨へらさんとね)。

あとは、今までの食事内容と同じ。

あらためて思うこと、「手作りで良かった」と。
手作りだからこそ、増やしたり減らしたり変更したりが容易だけど、
そうじゃなかったら、治療食の世話にならないかんくなる。

でも、病気を抱えるワンコへの手作りは、頭を使うね・・・。
posted by kaito at 23:39 | 福岡 ☁ | Comment(8) | TrackBack(0) | 心疾患(MVD) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年04月12日

僧坊弁閉鎖不全症

僧坊弁閉鎖不全症

この病気、キャバリアに多く、小型犬に比較的多い病気。
5歳をこえて病院にやってくる4割は心疾患の子だそうです。

遺伝性なのか後天性なのかは定かではないが、
一説には、犬の標準は柴犬なんかの中型なんだそうです。
そのサイズから、大きくしたり、小さくしたりと人為的操作で
交配を繰り返した結果だろうといわれています。

僧坊弁閉鎖不全症とは
http://mr.vetsheart.com/index.php?%A4%C9%A4%F3%A4%CA%C9%C2%B5%A4%A4%AB

海渡は、エコー検査で逆流も認められ、弁も厚みがでていて、若干の心肥大も
あるとのこと・・・・・。

9月の再検査で改善がなければ、血管拡張剤を服用することになるらしい。
この薬、ちょっと癖があって、食後なんかにムセタリ、グッタリするらしいのだ。

とーちゃんとしては、9月の再検査までが勝負です。

循環器の最近のレポートでは、心筋をつかさどるミトコンドリアは、活性酸素に弱いとあり、
活性酸素にやられてミトコンドリアは、動脈硬化をもたらす場合があるらしい。
また、フランス海岸松樹皮(ピクノジェノール)を伝統的に摂取していたフランスやスペインの人たちには、心臓病リスクが低いということ・・・。

これらを考慮して、対策としては、抗酸化がキーワードになる。

Na量や水分量に関しては、病院では低めにしろといわれるけれど、
これも循環器学会では賛否あるようで・・・・。
減らしてことでの弊害もあるらしい。

現在の海渡のNa量に関しては、素材からの摂取程度しかない。
水分は、手作りだから多めかもしれないが、水分を減らしすぎると、
腎臓への負担がかかる。
これが、厄介だぁ・・・。
となれば、利尿作用の期待できるK(カリウム)を含む食材を
意識してとりいれるということか。

運動量に関しては、散歩30分を一日2回程度にってことらしい。
Runで自由に走れとか、散歩で飼い主を引っ張りまわる行為を制限しないといけないな。


海渡は、今回、NT-proBNPの検査で、軽度の心疾患がみつかりました。
おそらく、この検査をしていなければ、5歳、6歳になって咳き込んだり、
苦しんだりする姿にあわてたことでしょう。

今回の検査でオマケ的にわかった衝撃の事実
アバラが一本ない。
小型犬には多いことらしいが・・・。

これも、無理な交配のツケだね。


心臓病に関しては原因が特定されてません。
だから、予防法も確立されてません。

ただ、歯周病があると、心疾患リスクは増大します。
あとは、身体的・精神的ストレスがあっても増大します。

心臓の弁膜はムコ多糖体、コラーゲンなどを主成分としています。
このあたりの形成が遺伝的に不備があったのかもしれません、となると、同じ成分を
もつ膝蓋骨なんかも弱いかもしれません。

もしも、膝蓋骨が弱いワンコは、一度、心エコー検査を受けてみるとよいかもしれません。


交配を考えているみなさん、プロだろうが素人だろうが、
ちゃんとDNA検査を受けてください。
できれば、3世代にわたってリサーチしてください。

それがお互いのためです。

ps.
検査をうけるまえに、アメリカの症例をみてて、なんとなく予感はしてたんだよね。
軽度の弁膜症だなって。
posted by kaito at 17:15 | 福岡 | Comment(9) | TrackBack(0) | 心疾患(MVD) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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