他のプードルくんも見てみる?!にほんブログ村 犬ブログ プードルへ
ドッグマンス2009dogmonth2009.jpg

2008年05月13日

犬への賛辞

日本では、The Sacred Song(犬の聖歌)という詩としても知られている。

この詩は 19世紀中ごろ、アメリカのミズーリ州で起きた、
ある裁判(Old Drum裁判)において
後に上院議員になるジョージ・グラハム・ヴェスト(George Graham Vest)が行った
最終弁論スピーチの一部です。

ジョージは、弁護士でもあり、本国アメリカでは自然保護の運動家としても活動し、
動物を愛し、自然を愛する人でした。

英語圏では「Tribute to the Dog」「Eulogy to the Dog」といった感じで
紹介されてます。

tribute、eulogyには、賛辞という意味があります。
特に、eulogyには、死者への賛辞というニュアンスが反映されます。

そんな動物を愛するジョージは、この裁判で
『この裁判に勝つ事は、ミズーリ州で殺された犬と
(今後の)アメリカの全ての犬達の為でもある。』というような名言も残しています。

裁判とは、ある猟犬が牧羊業者に射殺されたという事件によるものです。

裁判の結果、業者に対して150ドルの賠償金を命じました。
今の貨幣価値にすると、かなりな額だと思います。

犬を飼ってる人へ
犬に困ってる人へ
犬を捨てようと思ってる人へ


Eulogy to the Dog・・・犬への賛辞・・・・

原作:ジョージ・グラハム・ヴェスト
訳:海渡父


Gentlemen of the jury,
陪審員のみなさん 

The best friend a man has in this world may turn against him and become his enemy.
His son or daughter that he has reared with loving care may prove ungrateful.
Those who are nearest and dearest to us,
those whom we trust with our happiness and our good name,
may become traitors to their faith.
The money that a man has, he may lose.
It flies away from him, perhaps when he needs it most.
A man's reputation may be sacrifices in a moment of ill-considered action.
The people who are prone to fall on their knees to do us honor 
when sucess is with us may be the first to throw the stone of malice
when failure settles its clouds upon our heads.
The one absolutely unselfish friend that a man can have in this selfish world,
the one that never deserts him and the one that never proves ungrateful
or treacherous is his dog.

親友でさえあなたを裏切り、そして敵となるこの世の中。
愛情をかけて育てた我が子でさえも親に対する深い愛を忘れ、
親密さを失い遠く離れていってしまうかもしれない。
あなたが心から愛しいと思い信じていた人でさえも、その信用を裏切るかもしれない。
富は常にあり続けるとは限らない、また必要な時に手元にあるとは限らない。
名声などは、ちょっとした愚かな行いによって、たやすく失われてしまうだろう。
あなたが成功に満ちているとき、膝まづき敬ってくれた人たちも、一抹の不安を覚えたとき、
あなたに殺意にも似た感情をもつかもしれない。
利己に溢れたこの世の中で、決して見捨てず、恩を忘れず、従順でありつづけた、
唯一、寛容な友は、犬なのです。

A man's dog stands by him in prosperity and in poverty,
in health and in sickness.
He will sleep on the cold ground,
where the wintry winds blow and the snow drives fiercely,
if only he may be near his master's side.
He will kiss the hand that has no food to offer.
He will lick the wounds and sores that come in encounters
with the roughness of the world.
He guards the sleep of his pauper master as if he were a prince.
When all other friends desert, he remains.
When riches take wings and reputation falls to pieces,
he is as constant in his love as the sun in its journey through the heavens.

飼い犬とは、あなたの貧富にも健康状態に関係なくいつも側にいるものなのです。
猛吹雪のなかでも、あなたの側なら、たとえ冷たい土の上でも共に眠るでしょう。
食物が何一つもなくても、あなたの手をさしのべればキスをしてくれるでしょう。
世間の荒波にもまれ傷ついても、あなたを優しく癒してくれるでしょう。
すべての物を失ったあなたが眠るときも、守ってくれるだろう、
まるで王子様を見守るかのように。
友がすべて立ち去ったとしても、あなたのそばにいる。
富と名声が地に堕ちても、東から昇り西に沈む太陽のように、
常に変わらぬ愛をあなたに注いでいます。

If fortune drives the master forth an outcast in the world,
friendless and homeless,
the faithful dog asks no higher privlege than
that of accompanying him to guard against danger,
to fight against his enemies,
and when the last scene of all comes
and death takes the master in its embrace
and his body is laid away in the cold ground,
no matter if all other friends pursue their way,
there by his graveside will the noble dog be found,
his head between his paws,
his eyes sad but open in alert watchfulness,
faithful and true even to death.

たとえ運命によって友も住む家もない地の果てへ追いやられても
忠実な犬は共にあることだけを望み、あなたを危険から守り敵と戦う。
すべての終焉がきて、
死があなたを包み込み、冷たい土に葬られる時
人々が立ち去った墓の傍らには、前脚の間に頭を垂れた気高い犬がいる。
その目は悲しみにくもりながらも、辺りを油断なく警戒し
死者に対してさえも、忠誠心と真実に満ちている。

George Graham Vest  ジョージ・グラハム・ヴェスト

・・・・・・
でも、こんな関係になるには、
信頼関係ができてないと無理だね。

ましてや、19世紀のアメリカで、こんな裁判があったとは・・・。
それも、犬のために・・・・・。
このころは、奴隷解放宣言がでるかでないかくらいの時期なんだよ。
posted by kaito at 00:00 | 福岡 ☀ | Comment(15) | TrackBack(0) | 犬の寓話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年04月03日

虹の橋1,2,3

犬の十戒と同様、「虹の橋」という作者不詳の英詩が、ネット上にあり、
多くの飼い主の目にとまってるでしょう。

虹の橋1は、「虹の橋 (Rainbow Bridge)」
虹の橋2は、「虹の橋のたもと(AT THE RAINBOW BRIDGE)」
です。

この二つはネイティブアメリカンの死生観をベースにキリスト教的解釈がなされています。

そして、これには、後に3部ともいうべき、虹の橋3が追加されています。
知ってる人も多いでしょ。

虹の橋3は、「雨降り地区」。
これは、日本人の女性が後に追加したとされていて、英文は存在しません。

そのため、虹の橋1,2とは細かい点で差があります。

なぜなら、「残されたものが泣いてばかりじゃ、天国に行けないでしょ」という
仏教的世界観が加味されてるからです。


・・・・・雨降り地区・・・・・・・

こんな風に、幸せと愛の奇跡に満ちている、「虹の橋」の入り口に、

「雨降り地区」と呼ばれる場所があります。

そこではいつもシトシトと冷たい雨が降り、動物達は寒さに震え、

悲しみに打ちひしがれています。

そう、ここに降る雨は、残して来てしまった誰かさん、

特別な誰かさんの流す涙なのです。



大抵の子は半年もしないうちに、暖かい日差しの中に駆け出して、

仲間と戯れ、遊び、楽しく暮らす事ができます。

ほんの少しの寂しさと、物足りなさを感じながらも…。



でも、1年経っても2年経っても、ずっと「雨降り地区」から、

出て行かない子達もいるのです。



地上に残して来てしまった、特別な誰かさんがずっと悲しんでいるので、

とてもじゃないけれど、みんなと楽しく遊ぶ気になれないのです。

地上に残して来た誰かさんと同じ辛い想いをして、

同じ悲しみに凍えているのです。



死は全てを奪い去ってしまうものではありません。

同じ時を過ごし、同じ楽しみを分かち合い、愛し合った記憶は、

あなたの心から、永遠に消え去る事はないのです。

地上にいる特別な誰かさん達の、幸せと愛に満ちた想い出こそが、

「虹の橋」を創りあげているです。



ですからどうか、別れの悲しみにだけ囚われないでください。

彼らはあなたを幸せにする為に、神様からつかわされたのです。

そして、何よりも大事な事を、伝えにやって来たのです。



命の儚さと愛しさを。

束の間の温もりに感じる、慈悲の心の尊さを。



その短い生涯の全てを以って、教えてくれるのです。

癒える事のない悲しみだけを、残しに来るのではありません。



思い出してください。



動物達が残して行ってくれた、形にも、言葉にもできない、様々な宝物を。



それでも悲しくなったら、目を閉じてみてください。

「虹の橋」にいる、彼らの姿が見えるはずです。



信じる心のその中に、必ずその場所はあるのですから…。



作者 : 芝山弓子

注釈:
芝山弓子さんは、5匹の猫と暮らす1人暮らしの女性でした。
2005年12月21日に逝去されている所をご両親によって発見されました。
まるで眠り姫の如く穏やかな表情で、5匹の飼い猫が、
彼女を守るように、そばに控えていたとのことです。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

いつかくるそのときに、ちゃんと虹の橋に渡してあげるのも、飼い主の責務かもしれないね。


posted by kaito at 00:44 | 福岡 ☁ | Comment(9) | TrackBack(0) | 犬の寓話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年11月14日

犬の十戒と鳥の十戒

あいにく、まだメインマシンは復活しません。

だから、写真はありません。
メールも一部しかとれない。
倶楽部のサイトのメンテもできない。

さて、犬の十戒は原作者が不詳となっている。
僕もそう思っていた。

しかし、鳥の十戒というのがあり、こちらの模倣が犬の十戒だという話がある。

鳥の十戒の原作:http://www.maars.org/resources/articles/tencommandments.php

この鳥の十戒の作者は、Jane Hallander

鳥の十戒の10番は、Go with me on the
last journeyとある。
これならば、「最期の旅」と訳すのがベター。

しかし、よくしられている犬の十戒の10番は、Go with me on difficult journeysとある。

この場合は、journeysと複数でmeという一人称単数にかかっていることから、一人(一犬)が、複数回の死を体験するとは考えられないというか、おかしい。
ここが、違和感を感じさせるところなのだ。

けれど、鳥の十戒を模倣して、幾通りかの犬の十戒があり、10番を
Go with me on the
last journeyと
するものあり、訳だけが考慮されずに一人歩きしたのなら、
「犬とわたしの10の約束」などの原典になっている「犬の十戒」の訳もありかもしれない。

さてさて、犬の十戒をネットに書き出した最初の人は、鳥の十戒を100%模倣したのか?
それとも、10番を微妙に変更したのか?

どうだろうか・・・・。

あぁー、メインマシンの第二の復活手段、
マザーボードとハードディスクのコネクト部分の見直し。
これでも、だめならハードディスクがご臨終ということで、いろいろデータがサヨナラするってことだ・・・。

みなさーん、データはこまめにCDなどに保存しましょうね。


posted by kaito at 22:55 | 福岡 | Comment(8) | TrackBack(0) | 犬の寓話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年09月06日

犬の十戒

犬の十戒、訳してもらったよ。
辞書片手に・・・・。

でも、どうだろうね?
本当なら、細かいニュアンスをLogmanやOxfordなどの英英辞典で
チェックしたほうがいいんだけどね。
そんな時間なかったみたい。

十戒といえば、思い出すのは「モーゼの十戒」。
ユダヤの民をまとめるための戒律。
言うなれば、神から民へのお言葉。だから口調は強い。

そいじゃー、犬の十戒は?
これは、犬から犬の保護者となる人間へのお願いというニュアンス。
つまり、口調は柔らかい。

いつごろから出回ったのか?
誰が書いたのかわかんないけど、数年前からネットを中心に読まれている。
そこで、今のワンコの現状を考慮して訳してみたんだって。

・・・犬の十戒・・・・The Dog's 10 Commandments

原作者:不詳
訳:海渡父

1.
My life is likely to last 10 to 15 years - any separation from you will be very painful.
Remember that before you buy me.

ボクを買う前に思い出して欲しいんだ。
ボクの寿命がおよそ10数年くらいで、
少しでもパパママの側を離れることに
辛さをとても感じるらしいということを。

2.
Give me time to understand what you want of me.
パパママが喜ぶことを理解する為にボクに時間をちょうだい。

3.
Place your trust in me - it is crucial for my well-being.
パパママがボクを信じてくれることが、ボクが幸せを感じる決め手なんだ。

4.
Don't be angry with me for long and don't lock me up as punishment.
You have your work, your friends, your entertainment.
I have ONLY YOU!

いつまでもボクに腹を立てないで、罰としてボクの自由を奪わないでね。
パパママには、仕事、友達、楽しみ、いっぱいあるだろうけど、ボクにはパパママしかいないんだ。

5.
Talk to me. Even if I don't understand your words,
I understand your voice when you're speaking to me.

ボクにも語りかけて欲しいんだ。
パパママの「言葉」はわからないかもしれないけど、ボクに話しかけてくれる「声
」で心は通じるから。

6.
Be aware that however you treat me, I'll NEVER forget it.
パパママがボクとどんな風に関わってきたか、ボクは決して忘れないよ。
だから、注意してね。

7.
Before you hit me, remember that I have teeth that could easily crush the bones in your hands
but I choose NOT to bite YOU.

ボクをぶつ前に、思い出して欲しいんだ。
パパママの手をかみ砕くことくらい朝飯前だってこと、そして、ボクが、まだ
牙をむいてないということも。

8.
Before you scold me for being lazy or uncooperative,
ask yourself if something might be bothering me.
Perhaps I'm not getting the right food,
I've been out in the sun too long or my heart may be getting old and weak.

ボクが非協力的で、なまけもので困っちゃうと、怒る前に、ボクに困ったことでも
起こっているんじゃないかと考えてみてよ。
もしかすると、ちゃんとゴハンをあげてなかったり、日差しの強い中長いこと外に
いたんじゃないかとか、もう年老いて心臓が弱くなったんじゃんないかって考えてみてよ。
9.
Take care of me when I get old. You too will grow old.
パパママが年老いていくように、ボクも年老いていくんだ。
そのときは、ボクの世話もしてね、頼んだよ。

10.
Go with me on difficult journeys.
Never say, "I can't bear to watch it" or "Let it happen in my absence."
Everything is easier for ME if you are there.
Remember that I love you.

いろいろあって大変な人生かもしれないけど、一緒に歩んで行こうよ。
「看てられない」とか「知らない間に、知らないところで」なんて絶対に言わないでよ。
パパママが側に居てくれるだけで、ボクは安心できて楽しいんだ。
ボクはパパママのことが大好きなんだよ、忘れないでね。

・・・・・・・・・・・・・・・・・
1番のbuyを「飼う」と意訳することもあるけれど、あえて「買う」と訳した。
それは、生きた命を買っているのだということを認識するために、
babyを産むのに、お医者さんや助産婦さんの助けを借りて、その対価としてお金は
払うけれど、命に直接、お金を払うのは、ワンコや猫などのコンパニオンアニマルだけ。
人身売買はもう、過去となってる日本だけど・・・。

10番は多くの人が最期の旅として訳している。
でも、今のワンコの現状を考えれば、育てられないと捨てられたり、センターに連れて行かれたりしている。理由は、飼い主の事情、ワンコが病気がち、年老いた、手に負えない暴れん坊・・・など様々。
ワンコが一生をまっとうする10数年の間には山あり谷ありだろう。
でも、ワンコを家族にすると決めた瞬間から、ワンコの死を悟るまでの長い苦楽の
旅を一緒に歩んで行こうというニュアンスと解釈した。
そうすることで、最期の旅路も含まれるものと認識する。

また、多くのサイトがwatchを「見る」と訳してるけど、watchは「注視する」というのが本意。そこから転じて、見守る、看るという意味があるのです。

第四回プードル祭りは
こちらhttp://poodle-kaito.seesaa.net/article/53310090.html






posted by kaito at 23:13 | 福岡 ☁ | Comment(10) | TrackBack(0) | 犬の寓話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。


×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。